福袋の魅力とは

友人の話です。彼女は、毎年恒例の福袋を誰よりも楽しみにしています。元旦の早朝から、お目当ての福袋を手に入れるため、百貨店の前にできた長い行列に並ぶそうです。私には全く理解できない行動ですが、彼女にとってはテンションの上がる一大イベントであり、ちっとも苦労ではないとのこと。

私は今までに一度も福袋を買った経験がなく、また、買いたいと思ったこともありません。失敗したくないからです。どんな商品が入っているのかわからない福袋は、自分の好みに合うとは限らないですし、正直もったいないなと思います。いくら通常の価格よりも安いとはいえ、必要のない商品は無駄になってしまいます。元旦早々、期待外れだったとがっかりするくらいなら、好きな商品を正規の価格で購入したほうが、はるかに良いと思うのです。一方で、友人が言うには、中身がわからないからこそワクワク感が増し、期待に胸をふくらませて今か今かと列に並んで待っている時間が楽しいのだと。

ようやく福袋を手に入れたときは、最高に幸せな気分になるのだそうです。
福袋には、あらかじめ中身がわかっているものもあります。ファッションブランドの人気アイテムが何点かセットになっており、かなりお得に購入できるそうです。これならば、失敗することはないでしょう。事前に店舗へ出かけて、試着をするなり、実物を手に取って確かめるなり、下見をしておけば間違いないはずです。しかし、行列に並んで、人混みにもみくちゃにされてまで福袋を購入したいとは、どうしても思えません。

正月休みはのんびりと休息したいです。こたつに潜りこみながら、テレビの情報番組を通して目にする光景に、凄まじいバイタリティーだなと毎年関心させられます。大勢の人が福袋に群がってひしめきあっている光景です。あの中に友人もきっといることでしょう。私には、とても遠い世界のことのように思われます。福袋の魅力が理解できる日は訪れるのでしょうか。来年度版の福袋2018予約でその魅力を理解出来たらと願っています。